石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2016.08.25
夕闇迫る
テーマ:境内

夕闇迫る連日猛暑が続いて、今月の真夏日の日数はすでに記録を更新したと報道されています。一日も早く釣瓶落としの秋の日の到来を望む毎日で

す。

それでも日没の時間は日一日と早くなっていて、廻廊の吊燈籠に明りが入ると、ことのほか秋の風情が漂ってくるものです。彩色された廻

廊は高い石垣の上に造られており、現在のものは昭和7年に竣功しています。

古い記録を見るとこの強靭な石垣も幾度かの地震によって倒壊したことが記され、特に宝永4年(1707)10月4日の「宝永地震」では

倒壊すとあり、最大級マグニチュード8.6、東海・東南海・南海の三連動であったことがわかっています。

神宮の建つこの地は奈良盆地東縁断層帯が走り、高い確率が発表されており、ふだんの危機に対する意識の向上を怠らないよう努力したい

ところです。皆様もそうですよ。

2016.08.23
稲の花 まぶし
テーマ:境内

稲の花 まぶし世界の三大穀物は、稲と小麦とトウモロコシで稲は主に日本を中心にアジアで栽培されています。

最近はコメの人体への健康面での有効性が注目されて、ヨーロッパ・アメリカを中心に食されることが増えています。

天照大神が地上におりる瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に授けた教えが三つあり、三大神勅(さんだいしんちょく)と言われ、その三番目のもの

に天上での稲作を地上でも我々の日々の生活の根幹として作りなさいと言う教えで、これをもとに稲作が始まったと神話が伝えています。

稲作は今では世界に広がって各国で作られています。

その稲が今、葉のサヤを割って穂が伸び出し、2・3日もすれば、元気な夏の日光を十分に浴びるとその先端から白い糸状のもの伸び、

稲の花が咲き始めます。

雄しべと雌しべがちゃんとあって、自家受粉するのです。

神話以来すでに二千年以上、食べても食べ飽きないお米、ありがたく感謝して、たくさんいただきたいものです。

2016.08.20
消える首飾り
テーマ:境内

消える首飾り人の首にかける装身具が首飾りで、日本ではすでに縄文時代から古墳時代、勾玉などの玉類を組合わせて、ひもに通して用いていました。

その形は野獣の牙の形であり、鋭い牙で自身の身を守ることを示しており、オシャレは第二次的に発生したと言われています。

当神宮にも古墳時代前期の翡翠(ひすい)を加工した大型の勾玉や碧玉(へきぎょく)の管玉(くだたま)、合わせて300ヶ程あり、

いずれも精選された最高質のものを加工して、ひもを通す穴があり、重要文化財に指定されています。

当時は希少で大変貴重なものでした。

この写真のものの美しさは、エジプトのラーホテプ・ネフェルト夫妻のものにヒケを取りませんが、触れると消えてしまいます。

美しいものは眺めるだけで、決して触るものではありません。

2016.08.16
これは果実です
テーマ:境内

これは果実です以前、5月に「プロペラのように」で、お知らせした定家葛(ていかかずら)は、薫りある美しい白い花を咲かせた後、想像を越える成長を

して、いま細長いマメ科のサヤのような形の果実となっています。

一見して種とは思われない形状で、マメ科だったら納得するところですが、分類上はキョウチクトウ科となっています。

どんな理由で、なんの必然性でこのように変化するのか、理解を越えています。

やがて、この果実は裂けて開いて、中から長い白い毛をつけた種が、風に吹かれて空中を浮遊するのです。

ありとある生き物は環境に順応して、その命を後世に残すために、いろいろと変化、想像を絶する形になっていくのですねえ。

人間もたまには新しいモノサシを導入して変わって行かないと、従来の考え方のみでは変化に対応できないかも。

2016.08.12
森厳ライトアップ
テーマ:境内

森厳ライトアップ昨夜は七夕祭、七夕竹アート点灯、「星降る夜の音楽会」など、各種のイベントがあり、夜遅くまで多くの人で賑わっていました。

参道の七夕竹アートは17日まで毎晩午後7時から午後9時30分まで点灯され、多くの人の願いが込められた七夕笹も立てられて、おご

そかなる神宮の森に輝いています。

大きな樹々に抱(いだ)かれた参道は夕闇せまる頃には心地良い風も吹いて、涼感たっぷりとなります。

夕涼みに森厳かつ幻想的な空間をお楽しみ下さい。

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