石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2017.03.08
春は曙
テーマ:境内

「やうやう白くなりゆく御垣内(みかきうち)、少しあかりて、ここかしこ一羽二羽、三羽四羽と舞い降りきたる」境内の春暁は少々のどか

な風景が展開されます。

この一時(ひととき)が過ぎると、たちまちに明るくなって、遠くからサクサクと玉砂利を踏む足音が、時折重なりあい、いつもの方たちの

お参りの時となります。

春の朝は日一日と明け易くなって、それを一番に感じ取るのは庭に遊ぶニワトリたちです。

冬の夜明けと春の明けの違いは、ニワトリ君の動きを見ていると一目瞭然です。

厳しい冬を乗り越えて、やっと迎えた春のその曙は、鶏ならずとも情感豊かな日本人にとっては溢れ出る感情を無性に詩歌に書き留めて

きたものです。

ほのぼのと明け初める空を眺めていると、古人(いにしえびと)のその感情が少々理解できます。(案外詩人なのねえ。)

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