石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2017.04.11
落花散り敷く
テーマ:境内

台風並みの強東風(つよごち)で、満開を迎えた桜花が風に煽(あお)られ空を右往左往しています。

散り散りに飛ぶ様子を見ていると、風はさくらの花を弄(もてあそ)んでいるように地には落とさず、掌(たなごころ)の中で楽しんでいるよ

うにも見えます。

暫くするとそれも飽きたのか、池の水面(みなも)に目をやると片隅に落花を押しやって、幾重にも積み重なった花筏(はないかだ)が大きく

波に揺れています。

まだまだ美しい桜色の花片(はなびら)はまたもや風の趣(おもむ)くままに、池の四周に流されて、やがて褐色に色を変えつつ奈落の水底(

みなそこ)に落ちてゆくのです。