石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2017.06.01
天の神庫に登らむ
テーマ:境内

 

拝殿背後の禁足地の西方には、御神宝を蔵(おさ)める神庫(ほくら)があります。

現在の神庫は嘉永4年(1851)年に再建されたもので、古くは「天神庫(あめのほくら)」と呼び、天にも届く高い立派な宝庫がありまし

た。

ある時代まで七支刀(国宝)や鉄盾(重文)をはじめとする御神宝はここに蔵されてきました。

『日本書紀』の垂仁天皇87年2月のところに石上神宮の御神宝を管理していた五十瓊敷命(いにしきのみこと)が年をとったので、妹の大

中姫にまかそうとした時、大中姫は「私はか弱い女なので、あんなに高い宝庫には登ることができません」と答え、それで物部十千根

(もののべのとおちね)に授けて管理させたとあります。書紀は続けて、それで今に至るまで石上神宮の御神宝は物部連が治めているので

あると記しています。

現在の神庫は古来のままに校倉(あぜくら)で、正面には左右に戸があって、それぞれに鍵がかかっています。

なお、12月31日には神庫祭を執り行います。

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