石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2017.06.10
甍を映してそよそよと
テーマ:境内

 

春の田を鋤き返すと、やがて水が引き入れられ、トラクターで田掻きをして、数日待つと掻き混った泥が底に沈む。

この田を代田(しろた)と言う。

夜が明けて小濁り(ささにごり)の静かな代田に朝日を受けた甍(いらか)が輝いて映る。

何とも言えない日本の原風景は二千年の歴史を語ってどっしりとした風格を備えています。

いろいろなものを映し遊ばす植田は夜半には真ん丸のお月様を真昼にはお天道様をもてなし、その上を風がそよそよと渡って行く姿は、日

本人であることを自覚させ、見飽きないものがあります。