石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2017.06.16
子子孫孫
テーマ:境内

 

当神宮の境内は大凡(おおよそ)23.5万㎡の大きさがあり、神坐(かみい)ますところとして、万葉の時代には「石上ふるの神杉・・・」

(11・2417)と杉が多く、環境の変化に合わせて、次第に林相も変化し、今は多種多様の草木が繁茂しています。

広大な境内の約半分が「石上神宮社叢」として、県の指定天然記念物になっています。

その中で杉・桧(ひのき)・銀杏(いちょう)・石櫧(いちいがし)などは、30mを越す大木となり、その下には中層の更に下には低木が広

い空間を仲良く共有しながら、生育しています。

昨年の暮に落ちて、茶碗蒸を免れたぎんなんはさすがに生命力強く、こちらが何も手も加えなくても、見事に芽を出し、柔かい木洩れ日

を受けながら、すくすくと育っています。

草木には何の表情もありませんが、その内部では必死に子孫を残そうと頑張っている姿が見えてきて、愛らしく心が動きます。