石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2017.07.05
静寂の宿
テーマ:境内

 

慌しい昼の時間帯から、夕方をむかえ、参道の灯籠に明りが点(とも)る頃になると、人影もすっかり少なくなり、やがて静寂の世界がやっ

てきます。

それでも時折に参道の玉砂利を踏む音がして、参拝者が訪れます。

さらに夜がすっかり更け人々が寝静まる深更の頃ともなると、人間の世界から動物の世界へと変転していきます。

真夜中に境内の巡視に行くと、奥の方でガサゴソと人間を憚(はばか)らないイノシシに遭遇することも、はたまた強烈なケモノ臭がする場

所があり、ある部分は獣道が交差しているのかも知れません。

そんなことも露知らなくて、昼間は人間にお愛想をふりまく可愛いニワトリ君がこの時間帯に犠牲になることがあります。

正しく真夜中は小動物が跳梁跋扈する世界です。

各所には照明があり、人間が襲われることはありませんが、静寂の夜中は油断大敵ですぞ。