石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2017.07.25
苔の生(む)すまで
テーマ:境内

 

苔生すとはコケが生えるほど長い年月がたつことを意味しており、国歌「君が代」にも詠われています。

古く『万葉集』にコケが歌われていて、12首ほど登場し、こけむすと表現される例が多く、神さびた印象をも併せ持った内容となってい

ます。

表情をかえないコケはもの静かで、静寂の気を添えるもので、茶室の庭の演出には必須のアイテムとなります。

集の漢字表記では蘿・蘚・苔とあり、一種のコケを指しているものではなくて、総称として用いられています。

主として木の幹や枝に見られるので木毛(こけ)の意味で、花は咲かなくて、胞子で生長します。

世界で約2万種のうち、日本には約2千種あり、神宮境内にも多種生育しています。

雨上がりの境内には、緑の鮮やかな色を放つ青苔が見え、気分も落ち着き、汗もひいて、清々しい気分になりますよ。

カレンダー
2017年7月
« 6月   8月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
最近の記事一覧
カテゴリー