石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2017.08.16
古色蒼然(こしょくそうぜん)
テーマ:境内

 

古色とは年を経た色、古びた様子を言い、蒼然とはあおいさま、薄暗いさま、古びて色あせたさまを言い、四字で古びた色合いがはっきり

と現れ、年代を経た趣が歴然としているようすを指す。

苔生し軒しのぶ茂る燈籠は江戸時代後期、文化十年(1813)と刻まれ、「常夜燈」と深彫りされている。

棟木に鎌倉時代後期となる文保二年(1318)の墨書銘を持つ楼門の前に一対で建っており、楼門の修理の記録は数多くはなく、或いは文

化十年にも修理が終って、記念に建てられたものかも知れない。

重層の二階部分の正面には、木額が掲げられていて、建物は古色蒼然としているが、「萬古猶新(ばんこなおあらたなり)」とあり、神様の

ご神威は永遠に生き生きとした力が働らいていらっしゃることを示しています。

何かしら古びてはいるものの、光る強い力を感じます。