石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2017.09.06
蟷螂の斧(とうろうのおの)
テーマ:境内

 

蟷螂とはカマキリのことで、斧はカマキリの前脚を指しています。慣用句となっていて、小さなカマキリが前脚をふり上げて、大きなも

のに立ち向かう、自分のか弱い力で強敵に向う、はかない抵抗を言うものです。

古く「荘子」などの話に見え、『平家物語』に引用されているとのこと。

この時期になると何処から飛んでくるのか、大胆にも国宝の拝殿の廊下の欄干上で、斧を振り上げて威嚇している姿をよく見ます。

前脚が鎌状になっていて、これで昆虫を捕食、反射的に目の前の動いているものを食べる習性があって、カエルやトカゲまで食べること

も。

勇気を出して手で捕まえようとすると、透かさず鎌が飛んできて、差すような痛みが走ります。

もちろん完全な肉食で、貧すれば雌は雄を食べるとのこと。

大型のカマキリは特に鎌を掛けるので注意が必要です。(?)