石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2017.11.12
秋山の彩
テーマ:境内

 

高い山から順々に赤や黄が下りて来て、この宮のモミジの梢の端(は)にもやってきたらしく、色づいてきました。

いつが紅葉のピークなのか、ワクワクしてきました。

今月末なのか、温暖化で12月上旬・中旬なのか、参道周辺は、モミジ・桜・ナラ・楠などの落葉広葉樹に覆われていて、春に日々色を濃

くする新緑の美しさもありますが、この時期、赤や黄と日々進みゆく紅葉は捨て難い魅力があります。

『万葉集』の巻一に天智天皇が内大臣藤原朝臣鎌足に、春山の万花の艶と秋山の千葉の彩を競わせたときに、額田王が詠った長歌があり、

「・・・秋山の 木葉(このは)を見ては もみじをば 取りてぞしのぶ 青きをば・・・」(1-16)とあって、どうやら秋に軍配をあげ

ています。

青色系と赤色系、どちらがお好みなのか、人それぞれですが、これからかわりゆく赤系の彩を大いに楽しみたいと思います。