石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2017.12.15
ささ竹をふる
テーマ:境内

 

「ささ竹をふる宮人や煤払(すすはらい)(宗因)」

一年も終わりに近づくと心身と廻りをはらい清めて、新しい年を迎えたくなるものです。

当神宮でも本殿以下各所の大掃除が行なわれ、それに先立って煤払祭が間もなく斎行されます。

これには高い建物用に長い笹竹の箒(ほうき)も準備されます。

箒は古く「ははき」から転じたもので、羽掃きの意で、鳥の羽毛を用いたところからきており、大切に扱われて、そこには箒神(ほうきが

み)が宿っているとされています。

『古事記』『日本書紀』にも掃持(ははきもち)として出ており、ほうきで道をはき清めたことが記されています。

古代、ほうきは安産・出産を司る神としての信仰が強く、ほうきをまたぐと罰があたると言われています。

かようにほうきはゴミを掃き出すだけの道具ではなくて、神が宿るもので、とても畏れ多いものであったのです。

私は時々ボーっとしているとホウキ神に掃き出されてしまうのです。ああおそろしや。

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