石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2018.01.20
豆撒きと厄払い
テーマ:境内

豆撒きは節分の夜に鬼を追い払うためとして、豆を撒く行事で皆さんも3日の夜にされると思います。

子供の頃は豆撒きもしましたが、その他に年令の数だけ大豆を半紙に包んで、体をなでて厄を払い、翌日の早朝に氏神様の賽銭箱の上に置

いてきたものです。

江戸の頃にはこの厄払いを請け負う厄払いものもらいと言うような人達がいて、紙子頭巾(かみこずきん)を被って、節分の夜に町内を廻

り、厄払いの一通りの文言を大声で上げ、厄年の人より厄落としの豆にあわせて、いささかの金子を受け取っていたことが世間物に出てき

ます。

井原西鶴の『日本永代蔵』にはさる大名の厄落としの金子が四百三十両とあり、かなりの高額であったことが記されています。

厄難・いろいろの災難・不安・苦しみなどからのがれる、免れる方法として、いろいろの行事が古代から数多くあり、伝統ある儀礼として

今に伝わっています。

なにげない行事にも私たちの祖先の賢明な生きる智恵と言ったものを伺い知ることができます。

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