石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2018.01.24
極寒を一樹で構える
テーマ:境内

数年に一度と言うような寒気が北からやってきて、凍る寒風が吹き荒(すさ)び、境内には晩秋に樹々の残した枯葉、枯枝が振るい落とされ

ています。

昨秋から何日となく強風に吹かれて、落ちても落ちてもまだ残る落葉広葉樹、針葉樹、銀杏だけは年の暮れにすでに葉一枚も残さず落とし

て、今は枯銀杏となっています。

樹令三百年と言ってもすべての葉を落とすと、すっかりスリムな体型となって、じっとこの寒さに耐えているようにも見えます。

幾度の冬を耐え忍んで来たのか、むしろ巨大なその寒木はどっしりと構えて、極寒に正面から対峙(たいじ)しています。