石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2018.03.09
咲き初むる神庫椿(ほくらつばき)
テーマ:境内

 

拝殿の奥の禁足地には大正2年竣功の本殿とその左側には校倉造(あぜくらづくり)の神庫(ほくら)が建っています。

『日本書紀』垂仁天皇87年2月の条に石上神宮には「天神庫(あめのほくら)」というご神宝を収めた宝庫があって、天にも届くような高

い建物で、これの管理を任された大中姫(おおなかつひめ)が言うには、「私はか弱い女です。どうしてよくご神宝を収めた高い宝庫に登る

ことができましょうか」と言って、その役目を辞退されたことが記されています。

その建物はその後いく度か建替され、今のものは嘉永4年(1851)に建てられたものです。

この建物の廻りには椿が生えていて、古くから「神庫椿(ほくらつばき)」と呼ばれています。

ここ二、三日の春らしい気温の上昇とともに咲き初めてきており、時折の強風で振り落とされたりもしています。

一面の苔の上にやっと咲いた紅色の花が散っているのもことに風情のあるものです。

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