石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2018.03.12
ひなたデビュー
テーマ:境内

 

心配げに雛を見守る親鳥、自身が生み落とした卵とほかの鳥の卵も合わせてずっと温めること21日、無事にひよこが誕生しました。

以後親鳥の羽毛に包まれて順調に成長、春の陽光が降り注ぐ絶好の日和となった今日、初めての日向(ひなた)デビューとなりました。いつ

にも増してピヨピヨと元気に動き廻っています。

傍らには必らず母鳥がいて、気の優しい巫女さんが近づいても、警戒音とともに見ていてもわかるほどの緊張した姿となります。

その親鳥の雛に向ける視線を見ていると、たった21日の愛情だけではない深い深い母の慈しみと言ったものを感じてしまいます。

決して父の慈しみではありません。

詳しく正確に調べてはいませんが、たぶん『万葉集』をはじめとする古典には父よりも母に関係する語句の登場回数が圧倒的に多いと思い

ます。

今もなお夜通し、羽根を広げて九羽のひよこを抱(いだ)く姿を見ると、そう信じざるを得ない気持ちになります。

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