石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2018.04.11
萌黄、浅緑、緑へと
テーマ:境内

 

落花流水の後は新葉噴出、境内の木々はその種類により芽立ちの時期はまちまちですが、遅い銀杏も遠目からでも芽吹きがわかる程に全体

に萌黄色となってきました。

圧倒的に常緑樹が多い参道はこの時期新葉の芽生えとともに前年の古葉が落ち、私たちは連日掃き掃除の必要性に迫られ格闘の日々です。

むしろ秋の落葉シーズンより、今の方が短期間であるため、忍耐が必要で風が吹こうものなら、まさに音をたてて降ってきます。

古葉が落ちて新葉が出てくるのではなくて、かの吉田兼好は『徒然草』百五十五段に「木の葉の落つるも、先づ落ちて芽ぐむにはあらず、

下より萌(きざ)しつはるに堪へずして落つるなり」と述べていて、まず新生の萌しがあって、葉が落ちるという鋭い観察眼を示していま

す。

凡人の目には世間のいろいろな萌しがなかなか見えないものです。(よく見ると飛ぶ虫もバッチリです)