石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2018.05.26
蕺草(どくだみ)の花たち匂う
テーマ:境内

 

いま半日陰のやや水気のある所に、ドクダミの白い花がいくつも清楚に咲いています。

美しい花を咲かせているのに、ドクダミとは可哀相な名前で、他にも気の毒な草名は夏に花をつけるヘクソカズラがあり、ドクウツギ、ド

クニンジンなど誰が命名したのか、まさか牧野大先生ではないと思いますが、同情してしまいます。

ドクダミは毒を矯(た)める、止(と)めるの意とされ、確か牧野富太郎先生は名の由来を毒痛みからと説いていたと。

蕺薬(しゅうやく)からじゅうやくと呼ばれ、十薬、重薬の字が当てられ、10種の薬効があるそうです。

本よれば、利尿・解熱・排膿・解毒などの作用があり、はれ物・高血圧・肺結核・感昌・蓄膿症・痔・便秘によく、抗菌性・抗カビ性があ

るそうです。

但しヘクソカズラと同じく、切り取ったりすると毒ではありませんが、独特の好ましからざる匂いがします。確かめたい人はどうぞ。