石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2018.06.10
賢木(さかき)の花
テーマ:境内

 

境内には場所がらからか、多くの榊(さかき)があって、いま黄白色の花を咲かせています。

いつの時代から日本に生育しているのか詳しくは知りませんが、『万葉集』にすでに詠まれていて、大伴坂上郎女の長歌(3-379)に

「・・・さかきの枝にしらかつけ、木綿(ゆふ)取りつけて・・・」とあり、表記は「賢木」と記されています。

『古事記』『日本書紀』にも天の岩屋戸の所に「真賢木」「真坂樹」とあり、栄える木、境の木の意で用いられ、清浄を示し、神様に供せ

られたりするので、国字として榊となっています。

但し、関東以北には自生が難しく、同じツバキ科のヒサカキやモクレン科のオガタマノキが用いられています。

どうも花には虫を引き寄せる香気と蜜らしいものがあるらしく、ハチが乱飛していて、少々注意が必要です。

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