石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2018.07.13
夏衣(なつごろも)
テーマ:境内

一般に和服の衣替は、10月から翌年の5月までは裏地のついた袷(あわせ)、6月・9月は裏地のない単衣(ひとえ)、最も暑い7・8月は

薄(うす)ものとなっています。

平安時代には4月1日と10月1日は更衣(ころもがえ)をすることになっていました。あわせて室内の調度も改めていました。

神職も暑い時期になると、薄物の装束となり、狩衣は裏地なしで、袴(はかま)は絽(ろ)と言って、少し透(す)けているものとなります。

足袋(たび)も内側にネルのついたものから、晒(さらし)のものになります。

特に絽の萌黄(もえぎ・薄青色)の袴は殿内の階段を昇降する時など光が透けて、いかにも涼しげな感じがします。

昔は自然の巡りに合わせて、なるべく快適に過ごせるように衣裳を替えて調節していましたが、現代はエアコンなどで身の廻りの自然をか

えて生活するようになりました。

自然と随分かけ離れた生活、この先地球はもつのでしょうか。

 

カレンダー
2018年7月
« 6月   8月 »
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  
最近の記事一覧
カテゴリー