石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2018.07.19
明くる東雲(しののめ)
テーマ:境内

 

高温で多湿の夜がやっと過ぎ、東の空がわずかに白みはじめると、神様に御饌(みけ・食物のこと)を奉(たてまつ)る朝御饌日供祭(あさみけ

にっくさい)が始まります。

直前に開けた楼門の前にはすでに賽銭が置かれてあって、真夜中の参拝であったのか、或いは朝の明けるのを待ちかねてのお詣りであった

のかも知れません。

只今の時刻は午前4時30分、当地の日の出は午前5時頃なので、まだ周りは少々薄暗く、人の姿も見えません。

この心落ち着く静寂(しじま)の中、遠くより鶏の鳴く声が聞こえてきて、自然との一体感が高まります。

例年はこの時間帯が、最も過ごしやすく、三文の得が実感できる唯一好きな時だったのですが、今年は異状に蒸し暑く、むしろご奉仕して

いると汗ばんできます。

これから先、日中が思いやられます。「命にかかわる危険な暑さ」と報道されていますので、皆様もくれぐれもご用心の程を。