石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2018.11.01
秋色は白です。
テーマ:境内

 

白秋は秋を指す異称で、これは五行説からきています。

木・火・土・金・水の五行では四つの季節がそれぞれ配当されていて、木は季節では春で色は青、火は夏で色は赤(朱)、金は秋で色は白

(素)、水は冬で色は黒(玄)となります。これより青春、赤(朱)夏、白(素)秋、黒(玄)冬となります。因みに土は中央で四季はなく、色は黄

となっています。

白い色の秋に吹く風は白風(はくふう)と呼ばれ、なかなか気づかない風とされていますが、これからの風は木の葉を色づける冷気が加わ

ってくるので風邪に注意が必要です。

このすき通った風の中でいよいよ自然界の万物は衰えを見せてきて、物悲しい風情となります。

芭蕉は秋風が相当好きだったらしく、『奥の細道』には秋風の微妙な感覚が見事に表現されていると言われています。「石山の石より白し

秋の風」

福岡県山門郡生まれの詩人、歌人の北原隆吉は四季のうち、格別に秋を好んだことから白秋と号したとか。

文学の世界ではもてはやされる秋の風ですが、私は好きではありません。

我が家ではもうすでに秋風が立っているのです。

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