石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2018.11.18
結び灯台
テーマ:境内

 

22日午後5時から当神宮の特殊神事となる鎮魂祭(ちんこんさい・みたまふりのみまつり)が行なわれる。

今に伝わるこのお祭りの淵源は神話の世界にはじまり、この時期太陽の光が日に日に弱まり、植物が枯れていく中で、同じように人間の生

命力も枯渇するかも知れない時に及んで、石上の大神様のお力により活力ある生命力をいただこうとする儀式で、一番重要な「みたまふ

り」は拝殿の最も奥まったところで行なわれる。

すべての照明が消された中、大前にかかげた御簾(みす)が降ろされ、その奥で執行され、鎮魂(みたまふり)の神業の呪言と鈴の音がかすか

に聞こえてきます。

この時、唯一の明りは拝殿正面の奥、幣殿の左右に置かれた細長い丸棒を3本結び束ねた結灯台(むすびとうだい)に載せられた油皿に点(と

も)る灯心のみで、まさに浄闇の中での秘儀となります。

時折に拝殿をすぎ行く風にかすかに揺れる灯火のゆらぎは神代の世界を彷彿とさせるものがあります。

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