石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2018.12.02
紅葉をば取りてぞしのぶ
テーマ:境内

 

境内にはモミジをはじめ落葉樹もあって、春の新緑もなかなかのものですが、この時期秋の紅葉は特に美しく、見頃を迎えています。

大津近江宮の時代、『万葉集』によると天智天皇は内大臣藤原鎌足に「春山の万花の艶」と「秋山の千葉の彩」を競(あらそ)わせた時、額

田王は歌でもって「・・・秋山の 木の葉を見ては もみぢをば 取りてぞしのぶ・・・」と詠い、秋に軍配をあげています。

やはり秋の紅葉は春よりも色彩豊かと言うことでしょうか。

小子ご幼少の砌は、たしか11月になると山野は美しく色づいていたと記憶していますが、60年ほど経た昨今は12月に入らないと色づ

かないことになってきました。

モミジは最低気温が8度以下にならないと紅葉をはじめないとのことで、南の鹿児島県では過去50年間で紅葉日が1ヶ月以上遅くなり、

最近では年を越して、正月の上旬になっている報告があります。

正月を過ぎた紅葉狩りはゆっくり味わう余裕もなく全くの興ざめでしかありません。

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