石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2018.12.12
吹き寄せ
テーマ:境内

 

寒い北風が吹いて、遅い紅葉した葉が舞い落ち、境内のあちこちに寄せ集められています。

折柄の雨も加わり、散りゆくものの放つ渋い輝きになぜか心ひかれるものがあります。

これを吹き寄せと言って、古来より着物などの文様にもなっています。

先日まで色鮮やかに種々の色を織り出した紅葉は、着飾って美しさを自慢しているようで、少々鼻につくようにも感じられます。

その点敷松葉や吹き寄せは、わび寂びに満ち、名残の風情があります。

ふだんは使わない脳を動かして、高尚な興趣あふれる吹き寄せのことを考えていたら、脳が疲れたらしく急に吹き寄せの天麩羅の方に引き

寄せられてしまいました。