石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2019.01.08
イノシシの目
テーマ:境内

 

本年のエトのイノシシに因んで、神社の装飾に猪目(いのめ)と呼ばれるハート形の模様が各所に見られます。

このハートの形が猪(いのしし)の目に似ているところからの命名と言われています。

夜の境内巡視でたまさか至近距離でゴソゴソしている猪にでくわすことがありますが、その目を面と向かって観察する勇気はないのでハッ

キリ確認はできませんが、ハート形が本当にイノシシのことを指しているのか疑問をいだいています。

どうやら中国が起源で、仏教建築の伝来と共に我国へ。

当神宮でも本殿、拝殿、回廊にまた釘隠し(くぎかくし)をはじめ各種の金具にも用いられ、刀剣や鎧(よろい)にも意匠として使われていま

す。

後世にいろいろな意味が付加されて、猪目は火除け、厄除け、魔除けの力があると言うことです。

写真は棟木(むなぎ)や桁(けた)の先を隠す懸魚(げぎょ)で、猪の目懸魚と言われるものです。

老眼の私にはどう見てもハート二つと逆さになったミッキーにしか見えません。