石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2019.01.17
霜のおく
テーマ:境内

 

ここ数日、出掛けの朝の景色は霜が降り清新な白い色が、何とも魅力的でついつい見とれてしまいます。

『枕草子』にも「冬はつとめて霜のいと白きも」とあって、清少納言もその白さに関心を寄せています。

それでも厳寒ということではなくて、1時間もすれば忽ちに解けて、普段の殺風景な表情になってしまいます。

寒い時には霜を出すそうで、これを霜の声と言って、「しんしん」と聞こえるそうです。寒い時は五感の中でも聴力が豊かになるみたいで

す。

霜とは別物ですが霜柱も踏み入れると微妙な崩れる音がします。子供の頃は霜柱を踏んで楽しんでいたものですが、最近は温暖化のせい

か、踏むほどの霜柱を見たことがありません。

悲しきかな、やはり年のせいでしょうか、幼い頃が想起されるのは。㉕

「霜柱はがねのこゑをはなちけり 石原八束」