石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2019.01.29
玉の緒祭(たまのおさい)
テーマ:境内

 

冬から春への節に移りかわる前夜、2日午後5時30分より拝殿にて行なわれるお祭りが、「玉の緒祭」です。

玉(たま)と魂(たま)は語源を同じくするといわれ、「玉の緒」は魂の緒で、つまりは我々の命を指しています。

冬から春にかわるこの時期は自然に恵みを与えてくれる太陽の光が弱まり、生命が衰微するに及んで、我々の命も枯渇すると考えた古代の

人々はこれを克服するため、鎮魂(たまふり)を行ったことが古典に見え、今も息災長寿、開運厄除を祈っています。

当神宮に伝わる物部系(もののべけい)の鎮魂の行法にて、拝殿内の一切の明りが消された中で行なわれ、鈴の音と呪言がかすかに聞こえて

きます。

古代のお祭りを彷彿とさせるものがあります。(見学は自由ですので興味のある方はどうぞ)㉑