石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2019.02.25
光る風
テーマ:境内

 

今日は晴れて、中庭の木々の新芽はその光を集めて、少し膨らんだように見えます。

楽しみにする春は、しみじみ二重人格の持主のように思えてきます。

一昨日は強風が吹いて、寒さに震い上がってしまいましたが、翌日には無風ですっかり晴れ渡り、地上のすべてに明るくやらわかな日差し

が降りそそぎ、心の荒んだ私みたいな者にも平等に差し込み、大変有難く心がゆったりとなってきます。

古くからよく言われている三寒四温とか、春に三日の晴れなし、冴え返ると言った言葉が実感できます。

気温も晴れると20度近くとなり、冷えると5・6度となり、一年の中で最も気象変化の激しい時で、この変わり目は体調を崩したり、持

病が悪化する人が増えるそうで、天気予報に注意を払いたいものです。

「春の色至り至らぬ里はあらじ 咲ける咲かざる花の見ゆらむ」(『古今集』巻二)⑫