石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2019.03.19
蕗の薹(ふきのとう)
テーマ:境内

 

蕗の薹の薹とは、アブラナ・フキの花茎(つぼみ)を指すらしい、また塔の意味もあると言い、あの少々ほろ苦いつぼみのことです。

すでにとうが立ち、食に貪欲な皆様がすぐ思い浮かべるのは、天ぷらや味噌炒めなど食べるものだと存じます。

春の到来を最も如実に教えてくれる山菜で、神宮周辺でも生育しているので、毎年今頃になると春の発見を楽しみにしています。

今年は2、3日油断していたので、すでに姿を現わし、若草色が新鮮でいかにも只今出現中と言った風情(ふぜい)です。

数少ない我が国原産の野菜の一つとありますが、『万葉集』には出てこないので、当時は関心がなく、これの栽培は奈良・平安時代となる

のでしょうか。

各種ビタミンやカリウム、カルシウムなどミネラル多く、食物繊維も豊富なので、お通じに効果的とか。

これを具にした味噌汁を常食すると、スタミナがついて、喉に良く、整腸・浄血作用が大いにあるとは言いませんが、期待できるそうで

す。

皆様も特有の香り、ほろ苦さとともに春来るの季節感を味わってみてはいかがですか。⑤