石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2019.03.21
花相似たり(はなあいにたり)
テーマ:境内

 

当神宮の外苑公園とその周辺の桜並木に早々と桜ボンボリが取り付けられ、23日からは桜のライトアップが始まります。

長崎、福岡、東京はすでに開花発表があり、当地もいよいよ桜の開花を待つばかりとなりました。

年々に桜の開花が早くなって、気象庁の統計では10年あたり1日の割合で縮まり、この60年で1週間ほど早くなっているとか。

そう言えば60年程前の小学校の入学式の時は桜が咲きはじめて、朝日に輝く桜の下を親に手を強くひっぱられて行った記憶が蘇ってきま

す。

現在はと言うと、散り急ぐ花吹雪舞う道中、少々演歌っぽい景色になっています。

やはり地球の温暖化などによる気温の上昇が主因と考えられています。

この時期になるといつも次の一節が思い浮かんできます。

「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」-同じように毎年花は変わることなく咲くが、その花を見る人は同じではなく異なってい

る。

少々早まっては来ているものの変わらず咲く桜の花の不変と確実に年を一つずつ重ねていく人の世の無常を開花を待つ桜に感じ入っていま

す。④