石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2017.12.22
冬至の日
テーマ:境内

今日は短日極まる冬至となり、皆さん柚(ゆず)を浮かべた冬至湯にお入りになりましたか。

この時期、縁起をかついでカボチャを食べる、柚湯に入る、どちらも明るい太陽に見立てて、今日を境に春に向って力を取り戻し、日脚は

どんどん伸びて行く、その力を取り込もうとする願いが込められています。

いつ頃からか、運盛りと言って「ん」の付くものを食べると運が良くなるとされて、カボチャは南瓜で、ギンナン、ミカン、ニンジン、レ

ンコン等々試してみてはいかがですか。

本年もあと十日で新しい年に、あっという間に過ぎて行きます。

境内の木々はすっかり葉を落とし、これからいよいよ深い眠りに入っていきます、我々はと言えばこれからなかなか眠りにつけない日々

が…。

2017.12.20
年末の大切な行事
テーマ:境内

 

今朝は今季最低の気温マイナス2℃となり、いたる所氷が張ってかなり冷え込みました。

それでも陽が上がるにつれて、風のないのも辛いし、暖かい日射しに恵まれて、夕刻までに本殿以下各摂社、末社、社務所に至るまで、煤

払いと言う大掃除が無事に終りました。

樹齢300年を越す神杉にも真新しい注連縄(しめなわ)が張り廻らされ、白々とした紙垂(しで)が付けられました。

境内の各所が美しくなって、注連縄・紙垂などのいかにも聖なるものが取り付けられると、見慣れている我々でさえ気の引き締まる思いと

なり、お正月への気構えが違って来ます。

美しいものには神が宿ると言いますが、いかにもさもありなんと納得します。

やはり身の廻りを美しくしておかないと、我々に幸(さち)をもたらしてくれるという年神様、お正月様がやって来ないに違いありません。

お家の煤払いもお正月を迎えるための大切な行事です。(いいかげんはダメですよ)

2017.12.18
日々進む正月準備
テーマ:境内

古来お正月の準備を始める日を御事始め(おことはじめ)とか正月事始めと称し、関西では12月13日となっています。

当神宮では昨日の日曜日に地元の氏子さん30名の協力により、境内各所への大きな規模の迎春準備作業が行なわれ、順調に進んでいきま

した。

元旦の午前零時を期して、神火祭により鑚(き)り出される斎火をもって点火される大篝火(おおかがりび)も見事に組み上げられました。

日に日に少しずつお正月仕様にさまがわりしていく姿を見ると、急に気持ち慌しくなってきて、一年の短さを年と共に実感する次第です。

老婆心ながら皆様も余裕ある今日から、用意周到なる実施計画に沿って始められると、ゆったりとして良いお正月が迎えられると思いま

す。

2017.12.15
ささ竹をふる
テーマ:境内

 

「ささ竹をふる宮人や煤払(すすはらい)(宗因)」

一年も終わりに近づくと心身と廻りをはらい清めて、新しい年を迎えたくなるものです。

当神宮でも本殿以下各所の大掃除が行なわれ、それに先立って煤払祭が間もなく斎行されます。

これには高い建物用に長い笹竹の箒(ほうき)も準備されます。

箒は古く「ははき」から転じたもので、羽掃きの意で、鳥の羽毛を用いたところからきており、大切に扱われて、そこには箒神(ほうきが

み)が宿っているとされています。

『古事記』『日本書紀』にも掃持(ははきもち)として出ており、ほうきで道をはき清めたことが記されています。

古代、ほうきは安産・出産を司る神としての信仰が強く、ほうきをまたぐと罰があたると言われています。

かようにほうきはゴミを掃き出すだけの道具ではなくて、神が宿るもので、とても畏れ多いものであったのです。

私は時々ボーっとしているとホウキ神に掃き出されてしまうのです。ああおそろしや。

2017.12.13
山茶花の咲き誇る
テーマ:境内

 

境内の山茶花(さざんか)が美しいピンク色を演出して、元気に咲き出しています。

ここ2、3日の朝の気温は零度前後となり、近辺の刈り取られた田んぼには霜が降り、足跡の形の窪みは氷が張っています。

境内の一角に咲く淡い薄紅色の花は、この寒々しさを撥ね除けて、見る者を温かく感じさせ、明るい雰囲気を醸し出しています。

椿とともに我が国の固有種と言われていますが、『万葉集』に一首も詠まれていないことに大いに疑問をもちます。

万葉の時代には椿と山茶花は明確な区別がなく、同一視されていたものと思っています。

物みな枯れ果ててしまったこの時期、寒風にはらはらと散ってなお心温まる風情を感じてしまいます。(余程心冷えているのね。)

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