石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2017.12.09
吹き寄せて
テーマ:境内

 

色とりどりのモミジした木の葉が、風に吹かれ境内の片隅に吹き寄せられ、自然が織り成す美事な散らし模様を描いています。

江戸の後期には、日本人の繊細な心情を表現し、散りゆく物のあはれとして、その美しさに心を動かし、主には黒地にカエデ・イチョウ・

マツなどの散葉にキク・サクラ・ウメの花や枝をあしらった上品な草花吹寄文様を作り出しました。

時を経て確立されたデザインには、華やかで洗練されていて、京友禅の柄には感嘆するばかりです。

私にはそんな高尚なものを作り出すことは到底できませんが、登り合わせの吹き寄せをいただくことぐらいはできます。ついでに温かい飲

み物もあれば最高です。

2017.12.06
天の香り?
テーマ:境内

拝殿の東方にある高さ30メートルを越す大イチョウはその黄葉が数日前から見頃をむかえていましたが、一瞬のうちにそのほとんどが落

ち、今朝は上方の四方八方に伸びる細枝に数えることができる程にしか残っていません。

昨夜半に強い木枯しが吹いたのですね。

風にふかれ、枝から飛び出した葉はそれぞれ思い思いに舞い散って、その太い根元を覆い尽くすように積み重なっています。

やがて冷たい雨が降り、更に霰ふり霜降って、茶色くやがて土に還ってゆくのでしょう。

その情景を想像するだけで、落莫(らくばく)、寂寞(せきばく)の感強いものがあります。(詩人やねェ)

ギンナンも全て落ちたようで周辺には独特の香りが漂っています。

ひょっとしてこの香りは天の匂いなのでしょうか。

2017.12.03
明日はスーパームーン
テーマ:境内

 

明日4日は満月で、今年最も大きく見える月となりスーパームーンとなります。

4日の夜空の天候はこの満月を楽しめる予報ではないので、今夜の月を満喫して下さい。

最近スーパームーンという言葉をよく耳にします。これは地球を楕円軌道で回る月が地球に最も近づく時の満月を指し、今年一番遠かった

6月9日の満月と比べると、大きさで14%増、明るさ30%増となるそうです。

昨夜月に棲むウサギを超望遠で探してみましたが、見つからず陰影が地球のように海と陸のようにも見えました。

古い信仰に月の神は水の神で、よく見ると水を汲む人が見えるそうで、その水は不老不死、若返りの水だそうです。

月の水は遠くていただけませんが、別の月の水(?)をほどほどに所望することにします。

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