石上神宮フォトログ 山の辺の杜から
2018.01.07
力作展示中
テーマ:境内

 

新春の4、5日の両日にわたり、県内外の幼児から大人まで、決められた課題を清書する「石上神宮奉納書初大会」がありました。

翌6日には審査があり、本日より27日(土)まで廻廊において、特別賞・特選・準特選・入選とその力作が展示されています。

書初とはそもそも正月2日に若水をくんで、その年の恵方(えほう)今年は南南東に向って、毛筆でおめでたい文字を書く、これを小正月

(15日)まで家の長押(なげし)などに貼っておいて、とんどの火で焼き上げる。その燃えかけの紙が高く空中に上がると、手があがると

言って、家が上手になるとして喜んだ習慣がありました。(おぬし手をあげたなあ、などと)

当時は年初の公家、武家、社会の儀礼として重んじられていました。

一陽来福の吉書始(きっしょはじめ)とも言われていました。

27日まで労作が展示されていますので、皆様も年初に当り、心静かに吉い家を認(したた)めてみてはいかがですか。

2018.01.05
取りとめもなし
テーマ:境内

 

境内のニワトリたちは、お正月の喧騒(けんそう)をさけているのか、イヌ年をおそれているのか、はたまた正月疲れなのか、参道から少し

離れた木の枝に思い思いに止まり休んでいます。

高い枝まで飛び上がり、また飛び下ったりする光景を目にした人は結構びっくりしています。鳥は通常飛ぶもので、ニワトリは歩くだけで

飛ばないと思っている人が多いことにこちらがびっくりしてしまいます。

ニワトリは庭にいる鳥なので、古くは庭つ鳥と呼び、「鶏」にかかる枕詞となり、野にいるキジは野つ鳥(のつとり)で雉(きじ・きぎし)に

かかり、カモは沖にいるので沖つ鳥で鴨にかかる表現となっています。

ニワトリは「カケー」と鳴くように聞こえ、万葉の時代から「かけ」と呼ばれていました。

『万葉集』にトリについては鶏(いへつとり・かけ・にはつとり)を始め、鵜、鶯、鴎(かまめ)、鶴(たづ)、雲雀(ひばり)、百舌鳥(もず)な

どなど、また多くの水鳥も詠われ、正確にはわかりませんが100首を越えていると思います。

鳥だけに取りとめもないので、とりえあず100首まで数えてあきらめました。

2018.01.02
はじける篝火(かがりび)
テーマ:境内

 

明けましておめでとうございます。本年第1回目のブログです。

元旦午前零時の初太鼓と共に点火された大篝火(おおかがりび)は勢いよく燃え出しました。

時折に組み上げられた松材が燃え尽き崩れ落ちると、早暁の空に一瞬火の粉が舞い上がります。

まだまだ明けやらぬ濃い藍色の空に赤一色の火が縦横に飛び跳ねる光景は花火のようにも見え、刹那(せつな)の美しさがあいます。

喚声をあげ驚きながらも見知らぬ参拝の人たちは篝火を囲みながら何やら親しげに話しをしています。

やはり我々には先史時代から火を取り囲んで暮らしてきた文化があり、共有してきた不思議な火の力があるのです。などと呑気に見ていた

ら、とんだ火の粉が我が身に降りかかってきました。

こんな調子で頑張りたいと思います。一年宜しくね。

2017.12.29
飛ぶ鳥
テーマ:境内

 

一年も飛ぶ鳥の勢いで、あっと言う間に過ぎ去って、本年も今日を含めて3日となってしまいました。

この一年当石上神宮で最も注目を集め、人気があったのは何と言ってもニワトリ君たちでした。

酉年に触発されたのか、見事に合わせて40羽ほどの雛が無事にかえって大家族となり、環境豊かな境内ですくすくと成長しています。酉

年でとり戻した子育て本能と言うのでしょうか。

たまには諍(いさか)いもありますが。

来る年は戌(いぬ)年となりますが、仲良く成鳥になることを願っています。

月に10回の更新を目標に綱渡り、曲芸師のように軽業(かるわざ)の芸とはいかず、時には苦し紛れの自転車操業で、これが120回目と

なるはずです。(よく頑張りましたね。自画自賛)

この一年本ブログにお付き合いいただいてありがとうございました。深く感謝申し上げます。

来年は気分一新、なおなお老骨を奮い立たせて進みたいと存じます。

最後になりましたが、つつがなく良いお年をお迎えいただきます様お祈り致しております。(第1回目はいつになるのか心配です。)

2017.12.25
いろいろの犬
テーマ:境内

 

来年は戊戌(つちのえいぬ)の年となり、戌は十二支の順では11番目、方位は西北西、時刻では午後8時前後、動物では犬が当てられま

す。

犬は太古から我々と最も馴染みのある動物で、縄文時代早期の遺跡からも骨が見付かっています。

狩猟犬として、勇猛で臭覚は人間の100万倍(?)とも、聴力もすぐれ最近は麻薬犬、救助犬として活躍しています。

とても飼主思いで、急死した主人の上野英三郎東京帝大教授の帰りを渋谷駅で10年も待ち続けたハチ公の話は、そのひたむきさに心打た

れ、山の神にも聞かせたいものです。

そんなことを言っていると棒に当りそうなので、日々感謝してその忠と義を大切にしたいと思います。

特設の授与所にもいろいろの犬が待っていますよ。

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